The Swifters【伝承と変革:変化するポップスの本流を掴む】

The Swifters:ビートとコーラスで踊らせる

ギターが二台、ベースとドラム。
メインシンガーが二人。

受け継がれてきた黄金のコードとハーモニーを武器にスイフターズは21世紀を泳ぐ。
ビートルズを中心とする60年代のビートバンドが発掘し、錬金したポップスを一飲みにして、自分たちの目線で歌う。

先人たちの偉大さに食あたりを起こすこともあるかもしれない。
そこはメンバーたちのガッチリと(ズルズルの笑)絆というか、縁で消化していくだろう。

 

The Swifters:ツインギターアレンジのツボ

サウンドの核はリズムギターとリードギター。
この二つが接近したり離れたり。フレーズとメロディとリフレインを行き来する。
60〜90年代までのいろんなフレーバーを交えながら。
そこに一番「自己主張の強い」ベースが割り込んでくる。
ドラムは淡々と、彼らの大騒ぎを見てる。
まさに、正統派ロックバンドの有り様と言える。

喜び・悲しみ・怒り。音楽にはいろんな側面があるけれど
スイフターズは「楽しい」を中心に創造するバンドだ。

ポップスの本流をつかんだいい楽曲が並ぶライブ。その中で、まるでお正月の親戚の集まりか、放課後の部室かのようにボソボソとしたMCが、お客に余裕をもたせてくれる。

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The Swifters:21世紀のポップスをカスタマイズするために

イギリスのブリットポップが90年代の空気を作り上げたのと同じように、若干閉塞気味の21世紀をどうやってポップが飾れるか?
過去の遺産と現代の融合をどうするかという悩み。
いいポップバンドが落ちる最大の落とし穴はそこだ。

美味しいメロディーはもはや食べ尽くされてる。
でも、人を踊らせるリズムと高揚させるハーモニーは人間が持つ最大の武器。
スイフターズはそれを持ってる。

彼らに注文があるとするなら

「バカをやれ!」だ。

今は平均点の高い優等生。
作品のレベルも高く、演奏力も高い。
でも彼らにピンとくるのは、いわゆる「音楽思考の高いファン」だけになってしまう可能性がある。

きちんと作り上げた作品やフォーマットをガタガタと壊す「何か」や
お湯が吹きこぼれてしまうよな「何か」
お客さんの予想外のことをやれるようになると、彼らに気づく人はもっと増えると思う。

今、スイフターズに必要なものは「サムシング」だ。

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重。【恨みごとPOPソングで胸を刺されて、なお笑う】

重。黒い服を着たティーンエイジャーが感じるドロドロ

裸足で黒い服を着てステージに立つ4人組。
髪の毛ツヤッツヤ(笑)のドラマー
クールに知らんぷりするベース
パッツンボブのギター
そして早口で恨みごとをまくしたてるボーカル

前回見た時はキャラクターのバランスの良さが際立った印象だったけど、ミュージシャンとして力量をあげていた。

ガールズバンド、しかも可愛いルックスのバンドには珍しいテンポチェンジや楽しく複雑な構成の曲を、するっと演奏する。
演奏してて、めちゃくちゃ楽しいのに、楽しそうにやらないところなんか、人気出そうだ(笑)

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重。楽曲の素晴らしさ、オリジナリティに唸る

何と言ってもボーカルのあやみの書く歌が素晴らしい。
元彼が同じ通学バスに乗ってきた、なんてシチュエーション。甘酸っぱい青春ソングに仕上げて、多くのティーンエイジャーに共感を得るのが常套手段だけど、彼女たちは違う。

彼氏との思い出「腐ったクリームシチュー」をサビに持ってきては

「新品の女の抱き心地はどうですか?」

なんて叫ぶ。

髪の毛振り乱して絶叫するんじゃなくて、「日常的な、普通の出来事」として歌う。

 

男の部屋に髪の毛を落としてきたり、その男の彼女が不安がるように電話をかけたり(笑)
自分と男が一緒にいるところを目撃されて、「サイテー!」なんていって彼女が出ていけばいい!なんていう「妄想」を楽しげに歌う。

つまり、「普通の欲望」ってこと。
それを隠さない。

自分の幸せ妄想のためなら、地球の回転だって止める。
姑息な手段とはわかってても(笑)

そういう「普通感覚」のドロドロ恋愛事情が、本当にいい湿気と毒気をもちながら演奏される。

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重。非コールアンドレスポンスでの一体感・幸福感

「彼女と別れてよ!」

そう投げかけられて「イエ〜い」ってならんだろう(笑)

女の子は可愛くて元気で健気で優しくて…
いつまでそんな石器時代の幻想を抱いてるの?と笑う。

そしてそんな女の子たちを「結局、都合のいい女ってことよ〜〜」といい話す。しかも愛情を持って。

友達の恋愛相談でご飯が三杯は食べられた(?)その時代の輝きと、無意味な高揚感。
そんなものがキラキラと溢れ出るライブ。
ぜひ、同年代の十代〜二十代に聞いてほしい。

会場の一体感とか、イベントの一体感。
とても重要だと言われてる。

でも、もっともっと大事なのは「自分の妄想を惜しげもなくさらけ出す」ことや、誰のためでもない自分のための楽しさに罪悪感を持たないことだ。

 

人は自分のために生きる。
自分のために歌う。
それが誰かの共感になる。

 

そのシンプルで力強いパワー。重。にはそれがある。

そして彼女たちはやはり、自分自身のための「可愛らしさ」を持っている。
自分自身のためにキレイに、可愛くそこにいる。
そして
男たちを蟻地獄に巻き込むための作戦を練っている。

 

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BLACKPEARL【古いから好きなんじゃない。かっこいいから好きなんだよ】

BLACKPEARL:ロックンロールに必要なストーリー【兄妹】

子供の頃、かっこいいと思ったものを掴む。それがたまたまレスポールやレッド・ツェッペリンだっただけ。自己表現とかリスペクトとか意味がわからん。俺は、わたしはこれを「かっこいい」と思ったから、やる。

そんな潔さと、ツェッペリン(ヤードバースも、ね)好き好き光線があふれてた。

フロントのボーカルとギターは兄妹。
兄妹だからこその安心感とか、反発とか。キンクスからオアシスに至るまで多くのロックバンドに兄弟がいて、ストーリーが生まれる。
だってさ、最初にかっこいいものを共有できるのって、兄弟じゃん。親子の場合もときどきあるけど。

マイクスタンドに絡みながら気持ちよくシャウトする偽ブロンドのキュートな立ち姿に観客がみとれると、「おいおいその場所、独り占めすんなよ!かっこいいのは俺のギターだぜ。」てな具合に割り込んでくる兄貴。

気持ちがいい。

 

BLACKPEARL:タイトで寡黙なリズム隊なくしては成り立たないFEVER

それにしてもよく動くベースと、破裂音の気持ちのいいドラム。
ハードロックはギタリストに目が行きがちだけど、ぐらつかないリズムがあるからこそいいバンドだ。
ツェッペリンだってそうだ。THE WHOは極端かもしれないけど。

完璧でメロディアスなリズム隊の上で、好き勝手に走るギター。よれたり、走ったりも多々あるけど、まさにそれがロックバンドの色気だ。

暴れる兄貴に馬乗り(笑)なのがクイーンであるボーカル。
MCから垣間見る等身大の女の子の発言と、歌が始まってからの「堂々感」のギャップが楽しい。

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BLACKPEARL:博多の大先輩の前でTrain Kept A Rollinをぶっ放す!サイコーだ!

この日のライブは出演者もお客さんも年齢層がたかかった。そこに「パクリの美学の権化」であるヤードバーズのTrain Kept A Rollin(レモンティー、ね。)を頭にもってくる。
そうだよ、この意気だよ。

いつまでもおっさんたちを懐古趣味にのさばらせておくなよ(笑)※ぼくは懐古趣味も大好きだけど!

まだまだ若くてぎこちないところも、シャイなステージングもあるけれど、それがどうした??
伝説のギターヒーローたちも、20代あたまはこのくらい澄み切っていて、自分が伝説になることなんか知らず、いまかっこいいと思う音楽を「どうだ!きけよ!踊れよ!」って毎日毎日でかい音で演奏してただけだ。

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BLACKPEARL:オリジナルも愛にみちた「ロックジャンボリー」

ついこのあいだアメリカのほんもののストリートで演奏してきたらしい。アメリカのノリにびっくりして「ツェッペリン好きな人がこんなにいるなんて!」と思ったと言っていた。
アメリカ人からしてみたら「日本人にツェッペリンやるやつがいるなんて!」ってびっくりしただろうね。

オリジナルもロック愛に満ちたフレーズ大会。
まだ彼らはツェッペリン愛の産道の途中。BLACKPEARLとして産み落とされてはいない。
素晴らしいロックの胎教を受け、これから生まれるんだ。

ツェッペリン愛が、BLACKPEARL愛に変わるとき。とても楽しみだ。
すべてのかっこいいロックを食い散らして、21世紀のこの日本で何を生むんだろう。

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朝日ローズ【バラの香りではなく、ローズという女の匂いがする】

朝日ローズ:オトコと女の物語を卑猥におしゃれなサウンドで

見た目はおっさんたち。頭も薄くなってる。
お客さんも同年代。なんとな~く内輪受けな寄り合いバンドだったらやだなぁとか思った。

申し訳ない。サイコーに楽しかった(笑)

ルックスはそんな感じだか(しつこい!)演奏される曲が、すごくキャッチーで。
グループサウンズを源流にしながらも、ソウルミュージック、渋谷系おしゃれサウンドをするりと通り抜けて、春吉・中洲にたどり着く。

すえた匂いも、連れ込みやどの湿ったシーツのかび臭さも一瞬にして再現する楽曲。
しかも踊れる。

いやあ、ソングライターとしてジェラシーを感じましたよ(笑)

 

朝日ローズ:ロースという名で、出ています(笑)

ベースマンがなかなかいかす。左利きなのもかっこいい。
ボーカルのギターがカポのイチ間違えたり、不協和音を人のせいにしたり(笑)でもそれがライブにおいて失点でなく得点になるというズルさ(笑)
ドラムはドリフのような合いの手を入れるし、リードギターはなななか、泣くギター。

風俗三部作といわれる唄の、トラジコメディ(悲喜劇)感っていったら、大好きなキンクスのよう。
日のあたらない人たちの、性欲を中心とした欲望の形。
愛情と哀愁をもってうたわれる唄。

こんな唄歌いたいなあ(笑)

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朝日ローズ:チェンジ!というリフがこんなにも素晴らしいなんて!

電話で女の子を呼ぶ。
金で欲望を果たすために。
やってきたのは宇宙人ような女。

彼に残された必殺技は「チェンジ!」

でも、それが・・使えない。

もう、最高だよね。人生を変えろ!とか政治を変えろ!とかのチェンジじゃないんだよ。
「すいません。あなたでは僕は無理です。ほかの女の子にしてください」っていうチェンジ!なんだ。

憂鬱をためる前半のコード進行から、ぱーっと晴れたかと思ったら「チェンジ!」の大合唱(笑)

 

清川にはぴったりの、大人のPOP。

 

人間っていいな。
人生って愛おしいな。

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Lapin Hat Music【男子パワー炸裂!ある意味ジャニーズのハイテンション!】

Lapin Hat Music:はじける男子パワー!メンズワールド

最近バンドは男女混成が多い気がする。Lapin Hat Musicはメンバー全員、男。しかも若くて活きがいい。どっちかていうと若き日のTOKIOみたいだ。
キャラクターも親しみやすく、曲もポップで明るくて。

お客さんをどんどん乗せて行く。
そしてお行儀がいい。
バンドマンの悪いイメージ(今はそんなことないのかな)がなくて、明るい。

コールアンドレスポンスと手拍子が自然にでるタイプのバンド。
これは、イベント向きだし、主催者としては助かるな。
気持ちよく音楽を届けようとする姿勢が見える。

 

Lapin Hat Music:個性的でないことを武器にする

音楽は個性だといわれる。でも個性と個性のぶつかり合いを楽しく思う人もいれば、仕事帰りのほんの息抜きと捕らえる人もいる。
音楽はだれしもにとって重要なものじゃない。
音楽以外にもすてきなことがたくさんある。
そんな人たちを相手にしても「ああ、たのしかったねー」と思わせる力がLapin Hat Musicにはある。

個性的な歌ではないし、すごいと思わせる演奏でもない。
でもお客さんは「すごさ」を見に来るわけじゃない。
楽しさを求めてくる人もたくさんいる。リズムに身体をゆらせて、アルコールを回して楽しむ。そんな余暇もいい。

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Lapin Hat Music:ステージングに見る「楽しませようとする」努力

1~2曲目のたたみかける感じ、MCを挟みながら。こういうのはよくライブを見に行って研究してるんじゃないかな?すごく定番で安心感のあるステージだった。
途中弦が切れるアクシデントもあったけど、それすらも楽しみにかえるポジティブさ。

最大公約数であることに自信を持とうぜ!

誰からも好かれるなんて幻想だけど、多くの人に楽しいを与える。そのための最大公約数であろうとしてるバンド。レゲエを入れて目先を変えたり、みんなで歌うフレーズを入れたり。
楽しい音楽を追求してる様子が見えた。

両ギターはおとなしいけど、ベースはお客さんをノセる、あおる。この辺の塩梅も良かった。

楽しい音楽を、たのしく届ける。
Lapin Hat Musicはそんな目的意識をしっかりもった男子五人組だ。

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monoui【デジタルが意味を持つ澄み切った孤独な世界】

monoui:デジタルビートの洗練されたサウンドと、燃え上がるベースライン

デジタルがキチンと意味を持ち、メンバーとして主張して調和するサウンドを、久しぶりに聞いた。
ものすごく高まった。嬉しくなった。

デジタルの平面さは実は遠くまでしみわたる音。monouiのように思春期の鬱ぽい世界、汗臭くない世界を構築するには最適。
多くのデジタルビートを使ったバンドが生バンドに勝てないのは「生ドラム代わり」に使ってるか「生ドラムで叩けないビートを機械でやろう」としてるからだ。
先に作りたい世界があって、理想のサウンドがあって、そのためにメンバーの一人としてデジタルを使う。monouiのサウンドにはそれが明確に見えた。

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monoui:披露された4曲の、楽曲の素晴らしさにうなった

作りたい世界にはブレはないんだけど、その表現方法は初音ミクからビーバップジャズやファンクまで多種多様。そこに今まさにポピュラーの先頭に立つアニメ主題歌っぽいボーカルが乗ると、サウンドピラミッドがピシッと決まる。

完璧にゆらぎなく響くデジタルサウンドに、熱いベースとクールなギター。生楽器を扱う二人のセンスとテクニックがまた、「生バンド好き」なお客さんにもアピールする。

とくにうねりまくるベースと、フレーズ重視のギター。楽器を「音の出る機械」として冷静に使ってる。プレーヤとしての盛り上がりや気持ちのよさをガマンしてまで、世界を作ることに専念する。

ま、それが時々、「きもちがいい」方に流れて行っちゃうのもかわいい。ほほえましい。

YMOを源流とするデジタルニューウェーブ。ムーンライダースからP-MODEL~高野寛、今なら水曜日のカンパネラ。歌を伝えたいからこそ曲道をくねり、いろんな要素を拾い、捨てる。monouiはそんなポップ戦士だ。

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monoui:ファンになったよ。ここからはぼくの個人的な期待

ボーカルにエフェクタをかけた一曲目。この良さがぬきんでてた。ボーカルはもっと生っぽさが抜けてもいいかも。完璧にデジタル世界の歌姫として覚悟を決めてもいいかもしれない。

バラエティにとんだ楽曲を、歌がまとめる。
だからこそバンドは成り立つ。
歌の力を発揮して、唯一無二の存在になるために、彼女のデジタルなソウルを聞きたい。
歌う彼女のクールな横顔に期待する。

彼女のTシャツにかかれていた「anything is on the street」という文字が印象的だ。
現実のストリートで鳴ってる音じゃなくて、monouiの世界のストリートで鳴ってる音をまとめて伝える。そんな深読みをして遊べる。

激しいデジタルビートに微動だにしないボーカルや、ゆるやかな光合成のようなワルツ。声を楽器扱いしたインストなんて聞けたら幸せだろうな。1時間くらいじっくり見てみたい。

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BlueBee【幸せの青い蜂がぶんぶんと飛び回る】

BlueBee:これは男の子の理想か?夢か?(笑)

バシバシとメロディアスなベースをクールに弾く女の子と
この世のハッピーを独り占めしたかのような笑顔でビートを刻む女の子。
こんなかわいい(そして、強そう)なガールズにはさまれて、
子犬のようなギターボーカル男子が歌う。

バンドをやりはじめる理由が「もてたい」「女の子に囲まれたい」なんていうのも多いだろう男子諸君。
BlueBeeは君たちの理想のバンドだ!

ガールズバンドを運営する苦労は僕の以前のバンド「マーヤとセーラーゾンビ」(検索してみて!)でいやというほど身にしみてるから、内情はそうでもないかもしれないけど。

かわいくて腕っ節のいい女の子が二人もメンバーなんて、めぐまれてるぜ君(笑)

 

BlueBee:同級大学生ならではのポップパンク。

ギターの男子は弾き語りで活動をしていたらしい。確かに曲自体がギターボーカルをトップに、歌メロを真ん中にキチンと置いた3ピースサウンドだった。

でも、ギャッギャッギャッと決まるブレイク。この気持ちよさはバンドならではだね。
気負いもなく、シンプルでアップテンポな楽曲。
ドラムとベースにスポットの当たるフレーズもちりばめられていて、弾き語りでやってるミュージシャンは

ああ!バンドやりたいな!

そう思うんじゃないかな?

ギタリストでもあるシンガーでソングライターの彼。ギターのチューニングがメタメタだった。でも、そんなことがマイナス要因にならないくらいキラキラした青春くささにあふれてた。
それは二人のハッピーなガールズのおかげかもしれないが。

女の子メンバーをほめてばかりじゃいかんから言うけど(笑)

ギター男子の、テレキャスの構え方。腰の落とし方。これこそが「見せるロックバンド」の基本だ。
ギターを弾く前に鏡の前に立ち、憧れのロックスターを真似する。
そんなピュアなロックンロールハートを感じた。

いや、立ち姿、演奏する姿って一番大事だよね。

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BlueBee:幸せを呼ぶためにはまず自分たちが幸せになる

みんなを笑顔にする。そんな気持ちで音楽活動をやってるアーティストは多いようだ。
でも、肝心なのは、お客さんを笑顔にする前に自分たちが笑顔であること。

ステージ上のメンバーの笑顔が、お客さんに伝染する。

小難しい顔をしてライブレポを書いてる51歳のおっさんでさえ笑顔になる。BlueBeeはそんなバンド。バンド名の由来は「見ると幸せになる青い蜂」だそう。
こんなにピッタリな名前はないね。

しかも、ぶんぶんぶんぶん、飛び回ってる(笑)

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The Fearless【アニメ世代の疾走感・JPOPの継承者】

The Fearless:恐いもの知らずという名のもとに

センターに元気な女の子。両サイドにイケメン男子。
青春マンガのような構成で演奏されるのは平成のロック。
全曲アニメの主題歌、挿入歌を感じさせる疾走感あふれる曲。
がんがんにぶっ飛ばすAメロからのリズムのブレイクとか

ああ、まさに今のPOP-ROCKだなあ

こういうキラキラした現在進行形のPOPを聞くと、音楽は若者のためにあるってこと、強く感じる。
仲間を集めて、バンドをやる!
こんなすてきなこと、他にあるの??

ボーカルの彼女のハイテンションなMCはとっちらかったりすべったり(笑)
喋ることが大好きだと本人が言ってた通り、喋る喋る。
そのつど両サイドのメンズがちょっと苦笑。
そこらへんも見てて楽しい。

やりたいことをやってるから楽しい。
とにかく考えなくて、体を動かす。前に進む。
恐ろしいまでのポジティブエンジン搭載のロードスター。

 

The Fearless:飛んでく彼女を見守るメンバー。

リフ中心のタイトなギターと、動きまくるベース。
ドラムは諸事情によりサポートメンバーらしい。

ライブではベースマンがかなりカッコいい。
若さゆえのまさに「恐いもの知らず」なナルシシズムと幸福感溢れる立ち姿とプレイ。

演奏するのがうれしくてたまらん!何時間でもやっていたい!
とくにボーカルとベースからそれを感じた。

かっこいいことに憧れて、かっこよくしたい。
そういう思いと熱が、ずんずんに溢れてくるステージだった。

 

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5曲というみじかいステージだったので、このセットリストでもよかったかのしれないけど、もう少し長いステージだと曲のアレンジや聞かせ方にもう少し工夫が欲しいかな。
ま、初期のパンクバンドのように自分たちのスタイルのPOPROCKをぶっ飛ばす!というのも開き直っていい気がするけどね。
プロデュース過多のバンドが多いJPOPだから、このくらい守備範囲狭めのアプローチのほうがカラーがはっきりしていいのかも。
アコースティックギターの使い方がポイントだろうなあ。

いかんいかん、アレンジに口出したくなる(笑)

 

The Fearless:恐いもの知らずは恐怖を超えていくか?

落ち込むこと、つらいこと、悲しいことがあるときこのバンド名のことを考えるとボーカルの彼女は言った。
バンドが「おまもり」になってるんだね。
すてきなことだ。

音楽の力、とか、大げさに言うけれど、「自分が聞いてる音楽」が自分のおまもりになるなら、それでOKじゃないか。それがさらに自分が仲間と組んだバンドなら、もう最高じゃないか。

この世は恐いものだらけだ。
最初の壁はいつも高い。
最初の打席は緊張感でいっぱいだ。

でもそれをこえたい。うち勝ちたい。
そんなときに、共に音楽をやる仲間がいる。とても幸せで恵まれているね。
彼女と彼たちはとても幸せそうだ。

しあわせそうな人たちは、まわりをしあわせにする。
小さな欺瞞や小さな不満、ねたみやあざけりを蹴散らして進め。
恐いものを知ってる「恐いもの知らずたち」よ。

 

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Glass Gecko【爆音に頼らずにプロフェッショナルな音を聞かせる大人のロックバンド】

Glass Gecko!気の効いたギターに心酔する。タイトなリズムで踊りたくなる。

ボーカルのマークは外国人(こういう言い方はどうかな?とは思うけど)
歌われる言葉は英語だ。当たり前だけどきれいな英語。単語からイメージがふわりとわきあがる。

以前の彼のバンドchatteringmanは、ゴリゴリのレスポールギターとバキバキのドラム・ベース。
ハードなサウンドだった。僕はそれも好きだったけど、マークのボーカルにピッタリあった楽曲とサウンドを奏でるGlass Geckoは最高だ!

80年代のニューウェーブ。エコー&バニーメンやジュリアンコープ、サイケデリックファーズからもっとさかのぼってドアーズ、ベルベットアンダーグラウンドまで。
地下室のメロディーを奏でるリードギタリスト。こりゃすごい。
ニューウェーブ版「ギタージャンボリー」だ。

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Glass Gecko マークのデヴィッドボウイ熱がいい具合に生かされた楽曲

マークはボウイが大好きなんだと思う。それもベルリン製作のころの。
ロマンティックで退廃的で、ナルシシズムあふれたコンクリートの荒野の風景。
それが若々しいドラム(激しいわけじゃないよ。若々しい渋さ)とメロディックなベースとあいまって、懐古趣味にならない現代のロックミュージックを精製する。

紅一点(こういう言い方もどうかとおもう)のベースがなかなかカッコいい。デビュー直後のライブではわりとおっかなびっくりな感じがしてたけど(彼女はギタリストらしい)いまは、甘くて都会的なニューウェーブのベースラインを聞かせてくれる。

こんなメンバーが揃ってるんだから、Glass Geckoは末恐ろしい。僕は完全に彼らをライバル視してる(笑)

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Glass Geckoはダンスバンド。手拍子よりも腰を振りたくなる!

地下室のロックンロールバンドというムードがたっぷりなんだけど、野外フェスとかで多くの観客を躍らせるGlass Geckoも想像できる。
これだけ音数を少なく、音量を小さめにしてアンサンブルを聞かせるロックバンドはなかなかいない。

音圧での高揚や地鳴りのような重低音に存在意図を感じさせるバンドも嫌いじゃないけど、多すぎる。
美しいメロディーの楽曲と、楽器のフレーズ。めくらめっぽうな足し算ではなく、引き算こそが「ライブハウスのおと」に慣れてしまった人たちには新鮮に聞こえるはずだ。

マークのステージングはコミカル。コメディーのセンスがある。針金のような細長いからだは、舞踏と武道が配合されたダンスを踊る。見てて楽しい。

マークのやりたいロマンチックでコミカルな音楽をしっかり形にするメンバー。頭の中でなってる音がアンプから再生されるとき、幸せなロックンロールが生まれる。

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