小佐井みなみ【アメリカンバーに咲いた可憐な花】

小佐井みなみ:ちっちゃなテイラーが紡ぐオールドミュージック

全曲、英詩。カバーもオリジナルも。
演奏する前に曲の解説をていねいにすることから、英語の歌が好きで、でも意味はちゃんと伝えたいっていう意思を感じる。

「アメリカンな感じで、きいてもらえれば」

キレイな英語。硬質で伸びる、かすかなビブラート。カントリーシンガーの蒼いいろっぽさを携えた小佐井みなみ。福岡ではあまり競合のない「薄暗いアメリカンバーに咲いた可憐な花」のよう。

ギターはウインドウチャイムのように涼やかに鳴り、古いポップスからリアーナまでを自分の節回し、アレンジで届ける。

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小佐井みなみ:羽根のピアスが揺れるたびに、やわらかい影が落ちる

歌いだしの乾いた空気感と、歌終わりにちらりとみせるセクシーさ。フィンガーピッキングでザクっとコードを鳴らしたときの緊張感。一曲のなかでもいろんな色に変化しながら歌う。

おとなの甘さが出る瞬間と、子供のような無邪気さがころころと入れ替わる。

古い音楽をチョイスして歌う人が増えてる。それも、新鮮な気持ちで。古いものだろうが新しいものだろうが「youtubeで見つけた私のたからもの」なんだろう。ビバ!文明(笑)

演奏後少し彼女のテイラーを弾かせてもらって、居合わせたヤマウラ君と「ビターズエンド」&小佐井みなみでちらっと遊んだんだけど、とても楽しかった。いつか一緒にやってみたいものだ。
へたくそだけどバンジョーやマンドリンで参加したい。
古い、木の香りがするロックンロールを。

 

小佐井みなみ:中盤で歌ったオリジナルがよかった。ちょっとざらついた悲しい歌。

WHY?と繰り返されるオリジナル曲。明らかに古いポップスからの影響を受けただろう英語のフレージングと、ローン・ジャスティスやキム・カーンズをほうふつさせるアメリカンロック。
いろんなものを吸収して、ころんと吐き出したような素直な曲。しかもJ-POPの毒素から逃れた純粋培養。これはなかなか価値のあるもの。ぜひこのまんま好きな音楽を続けてほしい。

僕の大好きな「will still love me tomorrow」を歌ってくれた。
こんなエバーグリーンなポップスをつくりたい。全然かなわないけど。
ジャニスのMe And Bobby McGeeではいっしょにNaNaNaを歌った。
オリジナル至上主義な僕だけど、手垢にまみれた名曲を、さらっと歌う小佐井みなみ。

ラストがエルビスなのもしびれた。
ギネスを空けたくなるよね。

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