今村優司【ヘイ!ロックンロールのマジックを操るぜ】

今村優司:ロックンロールを愛するジェントルボーイ

そのいでたち、立ち姿からすぐさまわかるのが「50〜60年代のロックンロールへの敬愛」だ。
黒いシャツのパンツ。タイ。
ギターを抱えてすっと、立つ。

彼を最初に見たとき、ギター一本で後期ビートルズの難解な曲を弾き語っていた。
完璧な演奏ではないんだけど、完璧なムードだった。
演奏は練習すれば上手くなるだろうが、このムードを出せる人は限られてる。

好きで好きで、たまらないんだろう。
古いロックンロールやフォクソングが。

 

今村優司:ジョン・レノンのさみしいシャウトのような

彼の声は、甘い。
でも女の子をざわつかせる甘さではなく、自然の甘さ。
悲しみや辛さを隠し味として効かせたスイートロックンロール。
まあ、女の子にもてたいと思って始めたのだったら、ジャンルを間違えたかもしれない(笑)

ポツポツと適応なMCを挟みながら、今村優司はロックンロールの旅に連れて行ってくれる。
誠実で、正しい。
ロックンロール純血種。

005

 

今村優司:アコースティックギターをかき鳴らさないロック

本来、ロックンロールは軽く、腰を振る音楽で。
よくスイングするスノッブなもの。
その軽さがよく出てるのが彼のアコースティックギターサウンド。
ハイコードを弾く。
ベース音がよく動き、高音部はシャラリシャラリ。
ジャカジャカと鳴らすところは本当にピークのところだけ。
よくドライブするギター。

粋なんだ。

彼は粋なロックンロールボーイだ。

 

今村優司:オリジナルも、もはやスタンダードのよう

昨日は聞けなかったけど、彼の「ペイン」という曲が好き。
初期ビートルズのメロディセンスとギターサウンド。

歌われる情景の優しさ。
傷ついた人を抱きしめたり、鼓舞したりするのではなく、「その悲しみ、俺も知ってるよ」と肯定してくれる歌。

この日歌われたワルツの曲も素敵。
薄暗い地下室の灯りの下で静かに踊るカップルたちの絵柄が浮かぶ。
こっそり隠された美味しい和音がまた、かぐわしい。

ロンクンロールハイウエイのネックの付け根ギリギリのところをバレーコードで弾く、そのいさぎよさとかっこよさって言ったら!

彼の歌が、ギターが、なぜこんなに優しいのか。いつかその謎を突き止めたい。

きっとぽかんとした顔で「え?なんのことっすか?」ていうだろう(笑)

006

ご意見・ご感想・応援など メッセージいただけるとうれしいです。 >>>こちらからコメント受付中!



images

FACEBOOK友達申請よろしくお願いします。 感想などメッセージいただけると励みになります! >>安田クニヒデ です。

>>サニーのエッセイのようなものはこちらにも 読んでもらえるとうれしいです